「ガラクトオリゴ糖」について調べてみた。 | 無添加のオリゴ糖

ガラクトオリゴ糖 ヤクルト

「ガラクトオリゴ糖」について調べてみた。

ガラクトオリゴ糖はどのように解説されているのか?

ヤクルトの公式サイトでの解説

ヤクルトではガラクトオリゴ糖を「オリゴメイト」という名称で製品化しているため、公式サイトでも詳しい解説がされています。

ヤクルト薬品工業株式会社の公式サイトでは次のように解説しています。

牛乳中に含まれる乳糖にβ-ガラクトシダーゼを作用させて製造されるガラクトオリゴ糖です。

“母乳中”に含まれる4′-ガラクトシルラクトースを主成分とし、2~5糖のガラクトオリゴ糖が混在しています。
ほかに乳糖および単糖類を含んでいます。

腸内の有用菌であるビフィズス菌および乳酸菌の増殖を促進させます。

ヤクルトの公式サイトで公開されている研究報告

ヤクルト中央研究所の公式サイトではガラクトオリゴ糖に関する研究報告が公開されています。以下はその一つです。

2001年「Role of Activity of Gastrointestinal Microflora in Absorption of Calcium and Magnesium in Rats Fed β1-4 Linked Galactooligosaccharides(日本語訳:β1-4系ガラクトオリゴ糖のカルシウム・マグネシウム吸収促進効果に及ぼす腸内細菌の影響)」『Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry Vol.65 No.8』1872-1875頁

ヤクルト中央研究所の公式サイトでは、その機能性について「難う蝕性」も挙げていますが、その裏付けとなる研究報告の記載はありませんでした。

その他、確認できる研究報告

ヤクルトの公式サイトでは主に腸内フローラに関わる研究報告が多くなっていますがそれ以外のものを紹介します。

アレルギー性の鼻炎に対する効果

2008年「ガラクトオリゴ糖がマウスの免疫系に与える影響」『日本栄養・食糧学会誌 Vol.61 No.2』79-88頁

ガラクトオリゴ糖をマウスに投与することで腸管免疫賦活(ふかつ)効果とアレルギー抑制効果が示されたものです。

腸管免疫系の影響は病原菌の腸管粘膜からの侵入阻止,毒素の中和,アレルゲンの侵入阻止などを担う抗体である「IgA」と呼ばれるものを調べています。

また、アレルギー抑制に関してはアレルギー性鼻炎を発症しているマウスを使用したものなので、
花粉症による鼻炎もガラクトオリゴ糖を摂取することで抑制されることが示唆されたわけです。

ミネラル吸収に関する比較

1991年「ラットのミネラル吸収に及ぼすガラクトオリゴ糖およびフルクトオリゴ糖の影響」『日本栄養・食糧学会誌
Vol.44 No.4』287-291頁

ガラクトオリゴ糖とフラクトオリゴ糖でミネラルの吸収率を比較したものです。投与期間(1か月間と6か月間)による違いもあります。

  • カルシウムの吸収率はフラクトオリゴ糖が短期試験で高値・ガラクトオリゴ糖は長期試験で高値傾向を示す。
  • マグネシウムの吸収率は全体的に高値を示す。
  • 鉄分の吸収率はフラクトオリゴ糖が短期試験で低値、ガラクトオリゴ糖は長期試験で高値傾向を示す。

ミネラルの吸収率はガラクトオリゴ糖とフラクトオリゴ糖でわずかな違いがある程度ですが、吸収率を高める機能性が示唆されたものでした。

ガラクトオリゴ糖を使用している製品

美力青汁

妊婦の方のために開発された無添加の青汁です。注目したい点は妊婦さんにとって重要になる葉酸が含まれていること、更にはカフェインがゼロであるという点にあります。

使用されているオリゴ糖に関してはガラクトオリゴ糖以外にもフラクトオリゴ糖、乳糖果糖オリゴ糖、イソマルトオリゴ糖が使われています。

大平酵素

スポーツ選手では野球の工藤公康選手が飲用しており、スポーツ関連での研究データもいくつかあります。主に使用しているものは以下の3つになります。

  • 3年間発酵熟成させた酵素
  • TH10乳酸菌
  • ガラクトオリゴ糖・フラクトオリゴ糖

ニューパガス

腸内フローラに影響を与えるものをたっぷりと取り入れたものです。公式サイトでは「腸内フローラ」ではなく「体内フローラ」と書いています。

他のサプリメントと異なるのは次の2つかもしれません。

  • 乳酸菌生産物質
  • 青パパイヤ

オリゴ糖はガラクトオリゴ糖しか使われていませんが、乳酸菌自体が作り出す物質をそのまま腸まで届くようにしてあるのが特徴といえます。

【お茶村】すっきり贅沢抹茶

妊娠中の栄養補給を目的としたものです。原材料を見ると「てんさい糖」も書かれていたので、説明はありませんが、ラフィノースも含まれていることにもなりそうです。

PREFIBER(プレファイバー)